マーケット / クレジット
オークツリー・クレジット四半期レポート:乖離

オークツリーでは、金融資産のパフォーマンスは新たな「乖離の時代」に入りつつあると考えています。

2026年2月3日

金融資産のパフォーマンスは、新たな「乖離の時代」に入りつつあると当社では考えています。堅調に見える指数平均の背後では、勝者と敗者が明確に二極化しています。株式市場は高値圏にありますが、その多くは一握りのAI関連銘柄によって牽引されています。クレジット市場も全体としては健全に見える一方で、市場評価が低い銘柄群が相当数存在します。経済成長は力強く見えるものの、高所得層と低所得層の間には明確な乖離があり、いわゆる「K字型経済」と呼ばれる現象が進行しています。これらの動きは、洗練された投資プロセスにおいて平均値に依拠すべきではないことを改めて示しています。

2009年から2021年にかけての低金利環境下において、クレジット市場は「収斂」しており、指数スプレッド周辺のばらつきは殆ど見られませんでした。現在は利回り水準が大きく改善している一方で、その投資環境はより厳しいものとなり(そして過去の緩和的すぎた環境の影響もあり)、誤った判断が罰せられ、適切な判断が報われる世界へと回帰しています。ハワード・マークスが最近述べたように、次の局面はより「興味深い」ものになりそうです。
 

 

記載された見解や意見は変更となる場合があります。当資料は教育目的のみに提供されるものであり、予測、調査、投資アドバイスとして依拠することを意図したものではなく、ブルックフィールド・コーポレーション(以下、「ブルックフィールド」)およびその一部の関連会社の製品またはサービスの売買を推奨、提案、勧誘するものではありません。

B-879344